今回は、お客様よりご相談いただいた「市販のフタ付きバケツ(5.5L)をベースにした、量産追加工」のお見積もり・仕様検討の事例をご紹介いたします。
「既存の製品に少し手を加えて、新しい用途の機材を作りたい」「だけど自社で大量に加工するのは難しい…」とお悩みの方へ、当社の加工アプローチが参考になれば幸いです。

今回のご相談内容
ベースとなるのは、市販されている「イノマタ化学(Inomata-k)フタ付きバケツ スプラッシュ5 5L(長さ19×幅19×高さ22cm)」。 こちらに、以下のような追加工を施した上での量産化(見積もり算出)をご依頼いただきました。
フランジ部にφ6の貫通穴をあける加工
素材が「EVA樹脂(厚み t=2)」ということもあり、バリが出やすく、割れや変形が起きやすい繊細な形状です。
当社のノウハウを活かし、量産時にも均一なクオリティを保てる加工治具・工法を検討いたしました。
底部のφ100大径穴あけ加工
バケツの底面中央に、φ100の大きな穴をきれいにくり抜く加工です。 真円度を保ちながら薄肉の底面を綺麗に肉抜きするため、こちらも量産時にも均一なクオリティを保てる加工治具と最適な加工刃にて検討しました。
プラスチック製品の追加工・量産においての課題は市販品は成形時のわずかな歪みがあるため、そのまま機械にセットすると加工位置がズレてしまうことです。
そこで芙蓉工芸では、
バケツの形状にジャストフィットする「専用の固定治具」を自社設計。
量産時、1個あたりの加工時間を極限まで短縮する工程設計。
を行い、お客様が求める品質と、ご予算に見合う量産コストの両立を目指したお見積もりをご提示させていただきました。
「こんな加工できる?」をカタチにします。
今回のように、「図面はまだアイデア段階」「市販品を改造して量産したい」といったご相談も大歓迎です! 素材の特性(EVA、PP、PE、アクリルなど)を見極め、最適な加工方法をご提案いたします。
試作1個から数百個の量産まで、プラスチック・樹脂加工のことなら、ぜひ一度芙蓉工芸までお気軽にお問い合わせください!
